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文字と見かけの国

―バルトとラカンの「日本」―

文字と見かけの国

文字と見かけの国

―バルトとラカンの「日本」―

佐々木孝次 [著]

2007.12  A5判 / 287頁  ISBN: 9784884695460

3,520(本体3,200円)

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わが国「ラカン学」のパイオニアが放つ
待望の日本論!!

記号学と精神分析の知見から、日本人の言葉、対話、文字の特徴を指摘し、新しくラカンの「リチュラテール」とは何かに迫る。

西欧の現代思想を代表する二人の巨匠、バルトとラカンにとって、「日本」は、たんに異文化としての研究対象ではない。いまのところ、「日本」から「思想」の発信はないが、その理由について考えるのは、西欧においても大きな思想的課題になっている。なぜなら、「日本」は「思想」そのものの将来の運命を窺わせるからである。本書は、「日本」に対する二人の渾身のメッセージを、西欧からの「思想」の発信として考察する。